Mine自社鉱山について

世界屈指の宝石産出地として名高いスリランカ。
なかでも豊富な埋蔵量を誇り、採掘の中心となっているのがラトナプラ鉱山です。各種サファイア、ルビー、アレキサンドライト、キャッツアイ、ガーネット、スピネル、アクアマリンなど様々な宝石が産出されます。

ベルエトワールグループでは2006年、ラトナプラのバンドラグッダ鉱区に4.5エーカー(約1,800万平方キロメートル)の鉱山を取得しました。この鉱山では通常政府から許可を得るのが大変困難な機械によるオープンカットが許可され現在大規模な採掘が行われています。

ベルエトワール鉱山 採掘の様子

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    スリランカ・ラトナプラのベルエトワール鉱山。ラトナプラの宝石鉱区は河川の近くにあり、粘土層を掘り起こしていくと水が溢れ出てくるため、ポンプで水を抜きながらの作業となります。

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    まずはブルドーザーでいっきに土砂を掘り出していきます。

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    掘り出した土砂はトラックで原石選別機へと運びます。

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    原石選別機。上から水と共に掘り出した土砂を流すと、オレンジ色の部分に宝石の原石がふるい分けられる仕組みになっています。

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    原石選別機上部。

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    選別機でふるい分けられた原石を含む土砂。比重により石が分かれています。写真左上が上部で、原石など重い石は上部に溜まります。

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    手作業で原石を選り分けていきます。原石かどうかの判断は素人には難しいですが、プロは一目で見分けます。

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    ベルエトワールの鉱山から発掘されたサファイア・ルビー・スピネルなどの原石。

ベルエトワール鉱山 研磨

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    採掘された原石は鉱山近くの研磨所で研磨されます。今回は上記写真左手前にあるブルーサファイアを研磨していきます。まずは形を整えるために大まかに削っていきます。その原石を最大限に活かすカットを見つけ出すのは職人の経験と勘。

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    研磨の途中。まだ輝きはないですが、形は見えてきました。

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    職人が交代して今度は磨く作業に。精巧な技術が必要な大変細かい作業です。

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    研磨終了。きれいなペアシェイプカットになりました。この宝石が日本に来てリングやペンダントへと加工されます。