~気品あふれる、サファイアの王様~
- 主な産出地:スリランカ、マダガスカル、他
- 鉱物名:コランダム
- モース硬度:8.5
- 効能:気持ちが明るくなり、元気がでる 血流がよくなる 美肌効果
ピンク、オレンジ、イエローなど色とりどりに輝くファンシーサファイアの中でも、その独特な色味が人々を魅了してやまないパパラチア。
一言にオレンジとピンクの中間色といっても、その色相はやわらかく優しい色合いから、ハッとする程鮮烈な色合いまで幅広く、多くの女性に支持される石です。
◇パパラチアのエネルギー的な特徴
一 気持ちが明るくなる
落ち込んだ気持ちをポジティブに切り替え、気持ちを明るくしてくれます。
二 血流がよくなる
体全体の血流を促進して、冷え性や肩こりなど様々な肉体的不調を改善します。
三 美肌効果
肌の細胞を活性化して、肌トラブルを解決してくれます。
パパラチアは、その明るく優しい見た目の通り、持つ人の心を明るくポジティブにしてくれます。
また、心だけでなく肉体にも作用し血流をよくして、低血圧を改善したり、肩こりや冷え性を改善してくれます。
さらに、皮膚にも働きかけ肌荒れも改善してくれる、女性には特に嬉しい効能を持った宝石です。
◆パパラチアは、鉱物的にはルビーやサファイアと同じ種類のコランダムに分類される。パパラチアはルビーに近い特徴を有しており、酸化クロムの入り方は似ているが、含有量がルビーよりもすこし少なく、また不規則に入り込んでいる。この酸化クロムの不規則な入り具合が、パパラチアにオレンジからピンクにいたる微妙な色相を与えている。
◆パパラチアは、稀少性と美しさから、別名キング・オブ・サファイア(サファイアの王様)とも呼ばれ、一級品のブルーサファイアを超える価格がつくことも珍しくない。
◆その微妙な色合いから、鑑別によってはパパラチアと判断されず、オレンジサファイアやピンクサファイアと鑑別されることもある。これは鑑別する際に基準となるパパラチアのマスターストーンが日本には少ないことも影響している。
◆反対に、パパラチアというだけで価格がアップすることから、本来はオレンジやピンクサファイアというべき石が、パパラチアとして販売されることもあるので気をつけたい。
◆もともとはスリランカでしか産出されなかったが、近年ではマダガスカルなどアフリカでも産出されるようになってきている。
中世以降に、ブルー以外のサファイアはファンシーカラーサファイアと総称されるようになり、それぞれの色を冠してピンクサファイア、イエローサファイアなどと呼ぶようになりました。
しかしパパラチアだけは、その類まれなる美しさから他のファンシーカラーサファイアとは違って、独立した名前が与えられたのです。
「パパラチア」とは、スリランカの言葉で蓮の花のつぼみを意味します。オレンジとピンクの何とも形容しがたい気品ある色合いが、蓮を連想させたことから、この名前が付けられました。
ルビー、スタールビー、オレンジサファイア
同じコランダムの仲間は、いずれも共に身に着けることでお互いの力を引き出してくれます。
インカローズ
一緒に身に着けることで、血流を良くすると共に、愛情を引き出してくれる、特に相性の良い組み合わせです。
コランダムなので硬度は硬く、指輪に加工しても問題なく身に着けられます。
しまう時には、他の石をぶつからないよう気を付けましょう。