関節、骨、胃腸の働きを助け、仕事運もアップ
- 主な産出地:オーストラリア
- 鉱物名:オパール
- モース硬度:6
- 効能:骨の病気の改善・関節痛の緩和・腰痛の緩和・胃腸の働きを助ける・運気を上げる等
虹のような七色からなる神秘的な模様が、黒い母岩に浮かび上がるブラックオパールは、数あるオパールの中でも最高の評価を受けます。二つとして同じ模様は存在せず、見る角度に よっても変化する色合いが魅力的な宝石です。
◇ブラックオパールのエネルギー的な特徴
一 骨の病気、関節痛、腰痛の改善・緩和
ブラックオパールのエネルギーは骨や関節に強力に働きかけ、それに由来する関節痛や腰痛も和らげてくれます。膝の痛みで歩きにく かった人が、ブラックオパールによるヒーリングで歩けるようになったことも。
二 胃腸の働きを助ける
胃痛や胃もたれ、腸に不快感がある時は、腹部に直接ブラックオパールを貼ってみると効果的です。
三 運気を上げる
ブラックオパールは劇的に運気を高めてくれる宝石です。特に仕事運には効果的ですので、経営者の方、キャリアアップを目指す方は、ペンダントやリングにして日々身に着けることをおすすめします。
ブラックオパールはとてもエネルギーの強い石ですが、持つ人と石の相性がとても重要な石で、相性の合わない石を持ってもあまり効果は望めません。
自分が「これだ!」と感じる石に出会えた時には、多少無理をしてでも持たれることをお勧めします。合う石が見つからない人は、あせらずピッタリのものに出会える日を待ってください。
◆ブラックオパールの産地は、オーストラリアのライトニングリッジのみ。近年は産出量も激減しており、今後ますます稀少価値が高まるといわれている。
◆ブラックオパールがレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、インディゴブルー、バイオレットの七色に輝くことを「遊色効果=プレイオブカラー」といい、たくさんの色味が入っているとより評価が上がる。
◆七色の中でもレッド、オレンジ系が入っている石は評価が高まる。特に真っ赤な地色の上に鮮明な緋色と深紅色が遊色する「レッドオンブラック」と呼ばれる石は、稀少価値が高い。
◆ただし、レッドを含まない石でも、広範囲にクリアで鮮明な色合いが出ている場合は評価が高まり、逆にレッドが出ていても石全体が曇ってぼやけた印象だと評価は下がる。
◆ブラックオパールは着物に合うとされ、昔から帯留めなどとして日本で人気が高かった。
◆オパール独特の遊色効果が生まれる原因は、石に含まれている珪素。珪素の粒子の大きさが一定で、規則的に石の中で配列した場合のみ、光が入射してきた時に角度を変えて屈折し、この光線が独特の色となって浮かび上がる。粒子のサイズが揃うほど、色の鮮明度や輝きが増す。
◆七色の違いはこの珪素の粒子のサイズの違いによって波長が変わって生まれる。粒子が小さい程、青色が引き立ち、逆に粒子のサイズが大きくなるとレッドやオレンジが引き立ってくる。
オパールは古代ローマ時代、ローマ帝国の皇帝一族や将軍たちに愛されていた。その後もヨーロッパ王室ではオパール人気が高かったが、 もっともオパールを愛したのはイギリスのビクトリア女王。彼女は女王在籍中、必ずオパールを身に着けていたことで知られるだけでなく、5人の王女たちにも結婚の記念として一級品のオパールを贈っていたという。
ブラックオパールが発見されたのは19世紀の後半と、まだその歴史は浅い。採掘がはじまった20世紀初頭のオーストラリアでは、ブラックオパールは低い評価が与えられていたが、チャールズ・ネルントンという金鉱掘りが熱心にオパールを探し、素晴らしい原石を掘り当てて、その原石を納得いく価格で買い取ってもらえるまで何人ものディーラーをまわり成功したことから、評価が高まったという。その後、ネルントンに続けとオーストラリアの男たちが競ってブラックオパールを掘ったことから、オーストラリアは価値の高いブラックオパール産地として名を馳せることとなった。
【ブラックオパール+ルビー+エメラルド】
血液・気・リンパの流れを急速に良くし、骨の強化も最大限に働き、心身ともに、究極の良い状態まで引き上げてくれる。
【ブラックオパール+アレキサンドライト】
仕事運だけでなく、全てを引き上げるようなとても強いエネルギーが生まれる。
他、エチオピアオパール、アイドクレース
ダイヤモンドなど。
オパールはモース硬度が6と比較的軟らかいため、収納する際には他のジュエリーとぶつからないように気をつけましょう。また、乾燥にも弱いため、極度に乾燥したところに長期間収納しておかないように気をつけてください。