胃腸障害の改善・運気を上げる・自信をもたせる
- 主な産出地:ミャンマー(ビルマ)など
- 鉱物名:硬玉(ジェダイド)
- モース硬度:7
- 効能:胃腸障害の改善・運気を上げる・自信をもたせる
古くから、東洋の人々の間で愛されてきたヒスイ。実はヒスイと呼ばれる石には「硬玉(ジェダイド)」と「軟玉(ネフライト)」の二種類があります。エネルギーが強く、財産的価値もあるのは硬玉です。
◇ヒスイのエネルギー的な特徴
一 胃腸の障害の改善
胃や腸の調子を整え、胃もたれ、胃痛、消化不良、便秘、下痢などの症状を緩和してくれます。日頃から胃腸のトラブルに悩まされている人は、ペンダントなどにして身につけていても効果的。
二 運気を上げる
人生の運気、そして金運を高め、商売繁盛にも効果的です。
三 自信をもたせる
心の安定をもたらし、どっしりとした安心感と共に、自分が本来もつ力を信じることができるようになります。
ヒスイが古くから中国で愛されてきたのは、昔の人々がその運気を高める力を知っていたからです。経営者をはじめ、仕事を成功させたい人、また、人生の流れを良い方向に変えたい人にはぜひ持って頂きたい宝石です。
日頃から胃腸の調子を崩しやすい人は、ペンダントやリングにして身に着けるほか、左手に握ったり、痛み・違和感のある箇所に直接貼りつけたりしても効果が期待できます。
心・身体・そして運気まで整えてくれるヒスイは、人生の大きな味方です。
持ってが重複するので、表現を変えました。
◆ヒスイといえば緑色を想像するが、実は緑の他にもラベンダー、赤、白、黄、オレンジ、黒など、様々な色が存在する。緑の次にラベンダーが高評価を受けるが、それ以外はそれ程高く評価されることはない。
◆最高級のヒスイは「ろうかん」と称され、その美しい透明感を湛(たた)えた緑色は、銀杏の実をやや濃くして、表面に油を流してトロンとさせた色合いと表現される。
◆ヒスイの色の好みは国によって異なり、中国では一般的に明るい色味、日本では逆に濃い緑色がより高く評価される。
◆一般的にヒスイと呼ばれるものには硬玉(ジェダイド)と軟玉(ネフライト)があり、両者は鉱物学的にも財産的にも大きな違いがある。硬玉は鉱物学的に輝石に属し、産出量が少なく、財産的価値も高い。軟玉は一見すると硬玉と似ているものもあるが、鉱物学的には角閃石に属し、産出量が多く、財産的価値も硬玉には及ばない。
◆良質なヒスイの主な産出国はビルマ(ミャンマー)。ヒスイは戦後最も値上がりした宝石とも言われている。また、長く続いたミャンマーの軍事政権が終わったことをうけ、貿易が自由化し、それにともない中国のマーケットが急激に拡大した為、その価格はさらに高騰している。
◆ヒスイは、中国や日本など東洋で人気の高い宝石というイメージが強いが、実は1910年代、第一次大戦後のアメリカで大流行したこともある。
日本の天皇が王位継承のしるしとして代々継承してきた三種の神器がある。「草薙(くさなぎの)剣(つるぎ)」は熱田神宮、「八咫(やたの)鏡(かがみ)」は伊勢神宮、そして「八尺瓊(やさかにの)勾玉(まがたま)」は皇居にあり、なかでも八尺瓊(やさかにの)勾玉(まがたま)はヒスイでできており、三種の神器の中でも特別なものとしてとらえられてきた。また、大和朝廷が誕生する前に栄えた出雲でも、玉造(たまつくり)と呼ばれるところでヒスイなどの勾玉(まがたま)をつくっており、古代の人々はヒスイが秘めた大きな力を知っていたのである。
中国の歴代皇帝もヒスイを愛したが、なかでも有名なエピソードは清朝の皇帝である乾隆帝のエピソード。乾隆帝はお気に入りのヒスイを自由に手に入れるため、ビルマへと侵攻し、清朝の朝貢国としてしまうほど、ヒスイに執着があったといわれる。
アイドクレース、エチオピアオパール、ダイヤモンド、イエローダイヤモンドなど
ヒスイ(硬玉)の硬度は7と低くはないが、お手入れの際は他の石とぶつかって傷つくことのないよう充分注意しましょう。